【場 所】埼玉県比企郡吉見町
【建 物】戸建て/木造/トタン壁
【ご依頼・ご要望内容】
吉見町内にお住いの方より、直接お問合せとご依頼を頂きました。
(吉見町商工会発行 建設屋さんガイドブックより)
春の強風が吹き始めたころから、2階の外壁から大きな異音がする、とご相談を頂きました。
【ご提案・施工方法】
屋根に登り確認したところ、強風によりトタンの外壁材(リブ波トタン)の一部が剥がれていました。
固定している釘や、その釘を固定している下地材(胴縁)が経年劣化で強風に耐えられなくなり、一気にめくれた際にバリバリと音がしたものと考えられます。
瓦のズレも確認できました。
剥がれた部分は、釘の打ち替えと打ち増しをご提案いたしました。
【施工のポイント】
建てられた当時に使われた釘は丸釘と呼ばれ、錆びて抜けやすい状態でしたので、今回は錆びに強く保持力の高いステンレスのスクリュー釘を使いました。
既存の外壁を補修する際のポイントは、『釘の打ち方』です。
古い丸釘の頭に、打ち増しするスクリュー釘の頭が重なるように打つことで、古い丸釘が今後さらに抜けてしまうのを防ぐことが出来ます。
釘の種類も様々で、選ぶ理由と、その1本1本の打ち方にも意味があります。
そして、細かく丁寧な作業が強い建物をつくります。
春の強風で、屋根や外壁、雨樋に不安がある方は、私たち吉見スレート工業にご相談ください🔨!!