突然の雨漏りもこれで安心!自分でできる応急処置と修理の完全ガイド

皆さん、こんにちは。

埼玉県比企郡吉見町で屋根工事や外壁工事、雨漏り修理を手掛けている株式会社吉見スレート工業です。


いよいよ5月も終わり、梅雨が近づいてきました。今年は、九州南部が全国で最も早く梅雨入りし、その後に沖縄・奄美と続いたため、例年とは異なる梅雨入りだったようです。弊社がある埼玉県の関東地方も、もう間もなく長い長い雨の季節がやってきます。地域によって異なりますが、約40日から45日間にわたって続く梅雨は、皆さんの住まいに様々な影響やトラブルをもたらします。


そこで今回は、梅雨に入ると増える屋根や外壁からの雨漏りの応急処置についてご紹介いたします。




自分でもできる初期対応

屋根や外壁は外的な影響を非常に受けやすく、長く降り続く雨や湿度により雨漏りが最も発生しやすい場所です。


ある日突然発生する雨漏り…

被害を最小限に抑えるために自分でできる応急処置は以下の2通りです。


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屋内の応急処置!<5ステップ>

①雨漏りしている部分を特定

天井やサッシの隙間など、様々な場所から発生する雨漏り。まずは、室内のどの部分から漏れているのかを把握しましょう。天井や壁のシミが雨漏り部分を見つけるヒントになることもあります。少しのシミや水滴だからと放置していると、内部の腐食がすすんだり、カビが繁殖する原因にとなり、人体にも悪影響を及ぼします。また、シロアリの発生や漏電による火災の危険も伴います。落ちてくる水滴が多い場合には複数の雨漏りが同時に発生している場合もあるので、慎重に探しましょう。



②家具・電化製品を移動する

雨漏りが発生している場所の近くや水滴が落ちてくる真下にある家具や電化製品は、速やかに移動させて下さい。特に電化製品は水がかかると感電する危険や故障の原因になるため、迅速な対応が必要です。移動が難しい場合にはビニール袋などで覆い、濡れてしまうのを防ぎましょう。



③身近な生活用品で水滴を受け止める


・バケツや洗面器、鍋

天井の狭い範囲からポタポタと水滴が落ちる雨漏りは、バケツや洗面器、鍋などに雑巾を入  れ、床に落ちる水滴を受けましょう。


・ペットシート

犬や猫などのペットの排泄物を受けるためのペットシートも有効です。表面には、尿を素早く吸収する不織布が使用され、中には吸収した尿の逆戻りを防ぐポリマーシートが入っています。大きさや種類によって吸収量は異なりますが、その吸水性と防水性を活かして緊急時の雨漏り対策に応用できます。


・紙おむつ

小さいお子様や高齢者がいるご家庭で用意がある紙おむつも緊急時に活用できます。サイドのギャザーや腰まわり以外には高分子ポリマーが使用されており、多いものだと約1,000cc以上の吸水力があります。そのため、天井からポタポタと落ちてくる程度の雨漏りであれば、バケツの代わりに紙おむつを置くことで床が濡れるのを防ぐことができるでしょう。雨漏りが少し多い場合でも、バケツの中に紙おむつを敷くことで水滴の飛び散りを防止できます。




屋外の応急処置!<3ステップ>

①ブルーシートを被せる

手軽にホームセンターなどで購入できるブルーシートは、屋根の応急措置として大変便利です。瓦がズレた箇所や、金属などの屋根材の腐食部分からの雨漏りが多いですが、足場のない屋根に登って雨の侵入箇所を特定するのは困難です。大きめのブルーシートを広範囲に被せることをオススメします。風で飛ばされないようにテープや砂利を詰めた土嚢袋などのおもりを置いて固定しましょう。



②防水テープで雨の侵入口をふさぐ

防水テープは、屋根のてっぺんに取り付ける棟板金からの雨漏りや外壁のひび割れ、雨樋の穴などの部分補修に役立ちます。ちぎって貼るだけなので使い方も簡単です。表面は水をはじきやすく、接着面は粘着性が高いのが特徴です。素材や用途に合わせて幾つか種類があるので、補修したい部分に適したものを選びましょう。



③シーリング・コーキング材で隙間を埋める

雨漏りの箇所が特定できた場合には、シーリングやコーキング材と呼ばれる防水性の高い補修剤も有効です。建物の隙間を埋めたり、部材同士をつなぎ合わせる充填剤の一種で、窓枠のサッシまわり、キッチンやお風呂場のタイルの目地や端っこのパッキンにも使われています。べたべたとした粘性があり衣類や補修箇所以外に付着すると擦っても落ちにくいので、取り扱いには注意が必要です。完全に乾燥して硬化するまでに丸1日程度かかる場合もありますが、種類によっては2時間程度の乾燥で済む商品もありますので、用途に合わせて使い分けるとよいでしょう。


これまでにご紹介した処置方法は、あくまでも初期対応の方法です。雨漏りが再発しないように、出来るだけ早く専門業者に調査を依頼し、必要な補修工事を行ってください。


> 高所作業が難しい場合は無理をせずお任せください。

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そもそも雨漏りが起きる原因は?

住まいの中で雨漏りが発生しやすい箇所は、主に屋根、外壁、ベランダ・バルコニー、窓です。それでは、なぜこれらの4箇所で雨漏りが発生するのでしょうか。


ここでは、建物の被害箇所ごとに原因をご紹介します。



屋根

一般的に雨漏りと聞いて思い浮かべるのは、屋根や天井からの垂れてくる水滴ではないでしょうか。屋根からの雨漏りの原因は、コロニアルやトタン、瓦屋根そのものの腐食や割れなどはもちろんのこと、板金やルーフィングなどの防水施工が劣化・破損することも原因として考えられます。



外壁

屋根と同様に、外壁も雨漏りが発生しやすい箇所です。紫外線などの影響で塗装がはがれる、外壁材とコーキング・シーリングの間に隙間ができる、地震などの災害によってヒビが入ったり浮いたりすることで防水機能が低下します。そして、外壁のヒビなどから浸入した雨水が梁や柱などを伝って部屋の中にまで浸入するのです。


また、外壁の防水機能は基本的に上方向からの雨を想定しています。そのため、強風などで横方向から雨がたたき付けられた場合、室外機や換気口などから雨が浸入することも考えられるでしょう。



ベランダ・バルコニー

ベランダ・バルコニーの雨漏りは、外壁と床から発生します。外壁部分にベランダ笠木を設置している場合でも、ヒビが入ったり浮いたりなどの不具合があると雨漏りが発生してしまうでしょう。


また、2階以上にあるベランダ・バルコニーの床に破損があれば、下の階に雨漏り被害は発生します。



窓やサッシの周りも雨漏りが発生しやすい部分です。住宅は広くなるほど窓の数も増えると思われますが、窓の数に比例して雨漏りのリスクも高まります。


築年数の経過によるサッシの歪みや、外壁と窓枠・サッシの隙間を埋めているコーキング材が劣化により切れてしまうことも原因の1つです。




実際にあった雨漏りの事例をご紹介!


埼玉県東松山市の木造住宅で、バルコニーテラス屋根からの雨漏り修理を行いました。

「テラスの屋根からポタポタと水が落ちてきて困っている」とのお問い合わせでした。

参考事例:「【埼玉県東松山市】 バルコニーテラス屋根 雨漏り工事


現地を確認すると、屋根材に使われていたポリカ波板に細かなひび割れがあり、そこから雨水が浸入している状況。

さらに、建物の外壁とテラス屋根の“取り合い部分”にも隙間があり、複数の原因が重なって雨漏りが発生していました。


今回は、耐候性の高い新しいポリカ波板に張り替えたうえで、波板を留めるパッキン付きビスを一つずつ適切な強さで固定。

壁際には、ウレタン製の面戸を取り付け、その上から「雨押え板金」をかぶせてしっかり止水しました。

特に今回のような勾配のゆるいテラス屋根では、水が溜まりやすく、止水処理の工夫が重要になります。


当社では、ただ材料を取り替えるのではなく、

「なぜ雨漏りが起きたのか」「どうすれば再発しないか」を丁寧に調査・施工いたします。

今回は散水テストでも漏水が確認されず、無事に完了。施主様にも安心していただけました。


ポリカ波板は紫外線や温度変化の影響で少しずつ劣化し、 設置からおよそ10年が交換の目安 とされています。表面に細かなひび割れや白く濁った箇所が見えたら、雨漏りにつながる前に早めの点検をご検討ください。


雨漏りの原因調査から補修工事までワンストップで承る株式会社吉見スレート工業には、建設業許可(般-28537号)と一級建築板金技能士の資格を持つ職人が在籍しております。気になる症状がございましたら、私たちにお任せください。


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まとめ

突然発生する雨漏りは、多くの方が一体どうしたら良いのかと慌ててしまうものです。

そのような場面に直面した際には、今日ご紹介した自分でもできる初期対応を参考に、安全に注意し落ち着いて作業しましょう。


そして、一時的な応急処置が済んだら、なるべく早く修理を依頼することが大切です。


雨漏りの修繕で最も大切なことは、再発しないように対策を行うということです。


東松山市、吉見町、川島町、滑川町、小川町、ときがわ町などの比企地域で雨漏りが発生して困っている方は、ぜひ一度弊社へ相談してみてください。


私たちは、雨漏り補修の高い技術と45年という豊富な経験を保有しています。


吉見町を中心として川越市や熊谷市にも対応していますので、お気軽にご連絡ください!!


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